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文献詳細

雑誌文献

病院43巻1号

1984年01月発行

文献概要

グラフ

満10年を迎えた健康管理活動—厚生連佐久総合病院・健康管理センター

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所属機関:

ページ範囲:P.9 - P.14

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 包括医療システムの確立は現代の医療の課題であり老人保健法の理念の一つでもあるが,予防活動を地域でいかに進めるかは大きな鍵であろう.八千穂村での活動に代表される佐久総合病院の健康管理活動は沢内村の医療とともにそのモデルと言われている.
 佐久総合病院若月俊一院長は病院医療を「5・3・2方式」(5を入院,3を外来,2を予防活動を含めた地域での健康管理活動)で進めるべきであると提唱し,1959年(昭和34年)から八千穂村に協力し八千穂村の全村健康管理活動を展開してきた.この活動は疾病の早期発見・早期治療のための健康診断と予防衛生知識の普及啓蒙のための健康教育を柱として進められてきた.この成果はよく知られているが,現在ではリハビリテーションの機能回復訓練も実施されており,八千穂村の活動はいっそう充実してきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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