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文献詳細

雑誌文献

病院43巻3号

1984年03月発行

文献概要

研究と報告【投稿】

癌研病院における麻酔科医の必要数—手術台の利用時分,麻酔科医の仕事量及び術者数との関連でとらえる

著者: 浅山健1

所属機関: 1癌研究会附属病院麻酔科

ページ範囲:P.273 - P.275

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 手術を重要な機能とする514床の癌研病院では入院・手術待ちの患者が50人も控えている.その原因は手術に必須の麻酔科医の不足であることを世間は認め始めたが1),癌研病院が必要とする麻酔科医数がどれほどかを調べて,一応の結論が出たので報告する.癌研病院では手術室6(I〜VI室と記述)に対する,手術台8(II及びV室にはそれぞれA,Bの2台がある)の条件下,手術室看護婦は管理職を含めて22人である.1件当たり180分の麻酔時分のものが1月に200件足らずという麻酔需要である.単位手術台当たり稼動状況より,手術台当たりの麻酔科医数を計算する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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