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新 病院建築・76
財団法人老年病研究所/附属病院の設計
著者: 松永巖1
所属機関: 1(株)松永巌・都市建築研究所
ページ範囲:P.341 - P.346
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財団法人老年病研究所/附属病院は,前橋市の中心地で既に開業診療をされていた高玉真光院長を理事長とし,昭和55年の夏に財団法人の認可が得られた研究所とその附属病院である.脳卒中の病理が専門の理事長であるが,これからの急速に進行する高齢化社会での医療研究施設としては,脳卒中医療の研究だけでなく,総合的な老人医療の研究という高い目標を掲げ,日常的にも地域医療のために開かれた研究所として活発に活動できる場を目指したものである.ここに紹介する建物はその研究所の基本施設と,研究に必要な臨床施設としての附属病院の第1期の施設である.昭和56年12月完成と同時に使用開始され既に丸2年,着実な研究活動と精力的な医療活動の成果は,確実に広く評価を受けつつあると思われる.
財団法人老年病研究所/附属病院は,前橋市の中心地で既に開業診療をされていた高玉真光院長を理事長とし,昭和55年の夏に財団法人の認可が得られた研究所とその附属病院である.脳卒中の病理が専門の理事長であるが,これからの急速に進行する高齢化社会での医療研究施設としては,脳卒中医療の研究だけでなく,総合的な老人医療の研究という高い目標を掲げ,日常的にも地域医療のために開かれた研究所として活発に活動できる場を目指したものである.ここに紹介する建物はその研究所の基本施設と,研究に必要な臨床施設としての附属病院の第1期の施設である.昭和56年12月完成と同時に使用開始され既に丸2年,着実な研究活動と精力的な医療活動の成果は,確実に広く評価を受けつつあると思われる.
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