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文献詳細

雑誌文献

病院43巻5号

1984年05月発行

文献概要

特集 看護度と必要要員

病院建築からのアプローチ

著者: 長澤泰1

所属機関: 1厚生省病院管理研究所

ページ範囲:P.403 - P.407

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はじめに
 本稿での論を進める前に,まず建築家としての筆者の立場を明確にしておかねばならない.筆者は現在の病院建築の使われ方をできるだけ客観的に分析し,どのように既存の病院の改善を行い,今後の病院を計画すべきかの研究に従事している.したがって,もっぱら看護や人事管理の分野に属する「看護度と必要要員」の問題については提言できるはずはなく,たまたま病院管理研究所に籍を置いているとは言え必要人員について何ら注釈を加える権限も有しない.
 ただ,本特集の主題に何らかの貢献ができるとすれば,現在に至るまで,看護側あるいは病院側での判断の結果が,病院,特に病棟の設計にどのような影響を与え,今後どのような問題を蓄積することになるかを示す程度である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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