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文献概要
特集 看護度と必要要員
病院建築からのアプローチ
著者: 長澤泰1
所属機関: 1厚生省病院管理研究所
ページ範囲:P.403 - P.407
文献購入ページに移動はじめに
本稿での論を進める前に,まず建築家としての筆者の立場を明確にしておかねばならない.筆者は現在の病院建築の使われ方をできるだけ客観的に分析し,どのように既存の病院の改善を行い,今後の病院を計画すべきかの研究に従事している.したがって,もっぱら看護や人事管理の分野に属する「看護度と必要要員」の問題については提言できるはずはなく,たまたま病院管理研究所に籍を置いているとは言え必要人員について何ら注釈を加える権限も有しない.
ただ,本特集の主題に何らかの貢献ができるとすれば,現在に至るまで,看護側あるいは病院側での判断の結果が,病院,特に病棟の設計にどのような影響を与え,今後どのような問題を蓄積することになるかを示す程度である.
本稿での論を進める前に,まず建築家としての筆者の立場を明確にしておかねばならない.筆者は現在の病院建築の使われ方をできるだけ客観的に分析し,どのように既存の病院の改善を行い,今後の病院を計画すべきかの研究に従事している.したがって,もっぱら看護や人事管理の分野に属する「看護度と必要要員」の問題については提言できるはずはなく,たまたま病院管理研究所に籍を置いているとは言え必要人員について何ら注釈を加える権限も有しない.
ただ,本特集の主題に何らかの貢献ができるとすれば,現在に至るまで,看護側あるいは病院側での判断の結果が,病院,特に病棟の設計にどのような影響を与え,今後どのような問題を蓄積することになるかを示す程度である.
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