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文献概要
病院職員基礎知識 院内各部門の知識
リハビリテーション部門
著者: 土肥信之1
所属機関: 1川崎医科大学リハビリテーショ科
ページ範囲:P.420 - P.420
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障害の治療という概念は当然古代から人々の頭にあったには違いないが,リハビリテーションという概念・言葉が,現在のように障害者のための医療・福祉を示す言葉として広く用いられるようになったのは,今世紀の初めごろからである.特に1940年代には第二次大戦の結果,戦傷により多くの障害者の発生があり,近代的なリハビリテーションの体系ができてきたと考えられる.
我が国でも1920年代,既に肢体不自由児の療育の面からリハビリテーションの理念が明確に示され始めており,立派な歴史的基盤をもっている.
障害の治療という概念は当然古代から人々の頭にあったには違いないが,リハビリテーションという概念・言葉が,現在のように障害者のための医療・福祉を示す言葉として広く用いられるようになったのは,今世紀の初めごろからである.特に1940年代には第二次大戦の結果,戦傷により多くの障害者の発生があり,近代的なリハビリテーションの体系ができてきたと考えられる.
我が国でも1920年代,既に肢体不自由児の療育の面からリハビリテーションの理念が明確に示され始めており,立派な歴史的基盤をもっている.
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