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特集 効率化のための診療プログラムの総合管理
外来予約管理と診療プログラムの総合管理
著者: 斎藤誠1 左奈田幸夫2
所属機関: 1虎の門病院情報システム課 2病院システム開発研究所会
ページ範囲:P.211 - P.215
文献購入ページに移動外来診療における予約システムの目的
虎の門病院の予約システムは,過去三つの段階を経て,今日に至っている.
第1の段階は,手作業でノートに予約をとった数年の時代,第2は昭和50年1月からのミニコンと3台のディスプレイ端末により,初めてコンピュータで予約システムを運用した時代,そして最後は,昭和55年から今日に至るホストコンピュータに直結した端末により,総合的な外来系システムの一サブシステムとして,各科外来の受付から,オーダー登録と同時に予約をとるようになった時代である.この間,予約システムの中味はいろいろ変わって来たけれども,外来診療における予約システムの目的は,ほとんど変わっていないようにも見受けられる.今改めて,その目的を確認すると,次のようなものが挙げられるであろう.
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