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新病院建築・89
香川県立丸亀病院の設計
著者: 河口豊1
所属機関: 1病院管理研究所
ページ範囲:P.421 - P.426
文献購入ページに移動当病院は1948年日本医療団より県へ移管され,一般病院として運営されていたが,序々に精神病床を増し,1968年に精神343床,結核10床の前病院の姿となった.
前敷地は丸亀駅より徒歩10分強,周辺を住宅,商店,工場に囲われるという病院へのアプローチや社会復帰活動には絶好の恵まれた環境にあった.しかし,その反面市街地であるために敷地は狭く(36m2/床),四周は公道のため拡張は不可能であった.また,建築延面積も24m2/床と狭隘のうえ,木造診療棟もあり改築の時期であったが,敷地が狭く難しかった.
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