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文献詳細

雑誌文献

病院44巻6号

1985年06月発行

文献概要

新病院建築・90

つるい養生邑病院の設計

著者: 野口和子1

所属機関: 1山下和正建築研究所

ページ範囲:P.513 - P.518

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邑の核としての精神病院
 1984年9月,創設者,故宮田国男先生の壮大なる構想(後掲:「養生邑通信」抜粋)に基づき,第一号の施設として,つるい養生邑病院は開設された.
 鶴居村はその名の通り、丹頂鶴の生息地としても有名であり、自然環境に恵まれた人口約2,700人の酪農の村である.養生邑の敷地は,村の中心から少し外れた丘陵地にあり,南には小川と牧場のかなたに釧路湿原を望み,北には遙か雄阿寒岳を仰ぐ丘の上にある.この広大なる敷地の中で,南側・西側の谷を見降ろし,最も眺望の良い位置を選んで,病院の建物は計画された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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