文献詳細
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文献概要
財津先生は台湾生まれで,台北高校(旧制)を経て京大医学部20年卒の俊秀である.学生時代より今日まで剣道に精進されていると承っているが,先生の言動や容貌に古武士的陰影があるのは,そのせいかと思っている.昭和41年,院長として長浜赤十字病院に職を奉じられてからのご活躍は,鬼神を泣かしめるものがあり,経営の危機に瀕していた同院を,日ならずして白亜高層,600床の湖東第一大病院に仕立て上げられた手腕は非凡であり,当時の強靱な統率力と天賦の経営手腕には,唯々驚嘆するのみである.
昭和58年には院長業務の傍ら,1年間のロータリー地区ガバナーを立派に勤め上げられ,また日本病院会創設以来,,その代議員会々長として,医政面でのご活躍も刮目に値するものである.本年4月にけ藍綬褒章の栄に浴され,他面,温和な良き家庭人である先生は,将に,俗にいう男も惚れる好漢である.
昭和58年には院長業務の傍ら,1年間のロータリー地区ガバナーを立派に勤め上げられ,また日本病院会創設以来,,その代議員会々長として,医政面でのご活躍も刮目に値するものである.本年4月にけ藍綬褒章の栄に浴され,他面,温和な良き家庭人である先生は,将に,俗にいう男も惚れる好漢である.
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