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病院給食の変貌
委託内容のセールス・ポイントを点検する(1)
著者: 小林綾子1 鈴木昌訓2 福井信夫3 塩見芳美4
所属機関: 1エームサービス株式会社 2杏林大学医学部付属病院栄養科 3ウオクニ株式会社営業部 4大阪鉄道病院
ページ範囲:P.964 - P.969
文献購入ページに移動保温トレーを目玉にアメリカ式ノウハウを導入
委託会社の立場から
当社のセールス・ポイント
□残食を少なくするために
患者さんの食事は治療の一環であり,チーム医療により治療効果を上げるための栄養部門としての役割を果たすためには,患者さんのサイドに立った治療食を提供し,残食を減らすことが前提条件となる.そのため,適温給食,適時配膳,ベッドサイド配・下膳,選択メニュー,行事食・イベント食,入院後48時間以内の患者訪問をはじめとする栄養指導の充実等は,長い間病院給食の問題点として掲げられつつも,絵空事に終わっていたが,当社ではこれらを実行し効果を上げている.また,当社では昭和53年より病院給食を手がけ,いわゆる洗浄部門等のみの労務委託ではなく,当初より病院給食における問題点を解決するために栄養部門の運営を受託し,患者サービスを心がけ実行してきた.
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