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「病院機能の連携強化」を討議—第25回全国自治体病院学会 熊本市で開催
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ページ範囲:P.1019 - P.1019
文献購入ページに移動シンポジウム「地域医療計画と病院間連携」は廣田学会長が座長を務め「医療計画の最も重要なことは医療供給体制の再編成と医療資源の有効活用」であると述べ,各演者の発言に入った.まず,行政の立場から松村明仁厚生省指導課長および湯浅利夫自治省審議官が発言.松村氏は行政はこれまで,へき地,救急,母子保健,成人病など個別に体制づくりをしてきたが,医療機関の機能分担と適正配置,そのシステム化が叫ばれるように情勢を踏まえて地域医療計画が出されたことを解説,「計画作成での専門家の参加」を訴えた.湯浅氏は「病院間の機能連携が重要になる」と述べ,「地域医療計画にこれをどう吹き込むかが課題」などと指摘した.
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