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海外医療事情
アメリカにおける家庭医の現況
著者: 佐々木明12
所属機関: 1国立岩国病院外科 2ペンシルベニア大学病院一般内科
ページ範囲:P.337 - P.341
文献購入ページに移動 プライマリ・ケアの必要性が叫ばれている今日,1984年8月に厚生省の家庭医制度創設の検討が明言されるや否や,日本医師会は在来の開業医制度を根本的に変革するもの,全くアメリカの物真似で日本の制度にはそぐわないものとして強く反対の姿勢を示した.
このたび筆者が米国プライマリ・ケア研修の中で,ペンシルベニア大学を基点にペンシルベニア州ウィリアムズポートにあるウィリアムズポート病院と,ニュージャージ州ボーヒーにあるウェストジャージ病院の2か所で,家庭医学とその医療提供者である家庭医について勉強する機会を得たので,その経験をもとに米国家庭医の特徴をとらえてみたい.
このたび筆者が米国プライマリ・ケア研修の中で,ペンシルベニア大学を基点にペンシルベニア州ウィリアムズポートにあるウィリアムズポート病院と,ニュージャージ州ボーヒーにあるウェストジャージ病院の2か所で,家庭医学とその医療提供者である家庭医について勉強する機会を得たので,その経験をもとに米国家庭医の特徴をとらえてみたい.
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