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文献詳細

雑誌文献

病院45巻8号

1986年08月発行

文献概要

海外医療事情

家庭医となるには—米国の家庭医学レジデント教育課程

著者: 佐々木明1

所属機関: 1国立岩国病院外科

ページ範囲:P.700 - P.703

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 日本でプライマリ・ケアが叫ばれて10数年となる.プライマリ・ケア学会の発足,総合診療科の新設,多数のプライマリ・ケアに関する本の出版などもはや日常のこととなってきたが,まだ完全に真のプライマリ・ケアは患者のために提供されていない.1984年8月厚生省がプライマリ・ケア普及の一環として,家庭医制度創設の検討を発表するやいなや,各界に論議の渦を巻き起こしている.
 今回のレポートでは家庭医学レジデントの研修の経験を中心に米国のレジデントはどのような研修を受けて家庭医となるか述べたい.我が国での家庭医制度について考えるうえで参考となる点は多いと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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