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人
大都会の中で,地域住民と手を携えて15年医療法人財団健和会柳原病院 内村逸郎院長
著者: 浜野恭一1
所属機関: 1東京女子医科大学・第2外科
ページ範囲:P.812 - P.812
文献購入ページに移動 内村先生を一口で表現するとすれば,「志を持った人間」というのが最も適切であると思う.
東京女子医科大学消化器病センターでの6年間が,われわれが一緒に過ごした唯一の期間であったが,その間,彼の燃えるような医療への,いやむしろ,もっと奥深い,人間そのものに対する情熱と献身にいつも打たれたものである.それでいて,性格はひどく優しく,論理的である反面,浪花節的なところも多かったと覚えている.彼には嫌な顔をされるかもれないが,私に言わせると,英国紳士の美徳である妥協性と,Sense of Proportion (平衡の感覚とでも訳すのか)を持った人柄だと思っている.
東京女子医科大学消化器病センターでの6年間が,われわれが一緒に過ごした唯一の期間であったが,その間,彼の燃えるような医療への,いやむしろ,もっと奥深い,人間そのものに対する情熱と献身にいつも打たれたものである.それでいて,性格はひどく優しく,論理的である反面,浪花節的なところも多かったと覚えている.彼には嫌な顔をされるかもれないが,私に言わせると,英国紳士の美徳である妥協性と,Sense of Proportion (平衡の感覚とでも訳すのか)を持った人柄だと思っている.
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