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創立70周年を迎え,高層化し,診療機能の充実を図る—東京医科大学病院
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ページ範囲:P.97 - P.102
文献購入ページに移動 高層ビルの群立する新宿新都心の一角に,昨年4月,東京医科大学の新病院が開院した.本大学は,大正5年(1916)に開設されたとのことで,ちょうど創立70周年を迎えたことになる.旧病院を働かせながらの工事で,同じ敷地内の駐車場と看護婦宿舎を整理して建設された新病院は,土地の有効利用を図るため18階建てに高層化し,面積も旧病院に比しほぼ倍の広さが得られ,延べ72,400m2となった.
新病院構想の立案に際しては,病院完成時に運営の担い手となる40代を中心とした中堅職員から委員を出し,その意見を吸い上げる形で計画を練ったという.内外の紆余曲折を乗り越えて完成した本院は,高層化,大規模病院のトータルコンピュータシステムの導入,救命救急部の新設など,関心を寄せられる面も多い.大まかに現状を紹介したい.
新病院構想の立案に際しては,病院完成時に運営の担い手となる40代を中心とした中堅職員から委員を出し,その意見を吸い上げる形で計画を練ったという.内外の紆余曲折を乗り越えて完成した本院は,高層化,大規模病院のトータルコンピュータシステムの導入,救命救急部の新設など,関心を寄せられる面も多い.大まかに現状を紹介したい.
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