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文献詳細

雑誌文献

病院46巻3号

1987年03月発行

文献概要

院内管理—最近の話題

最近の薬剤管理2.—薬物血中濃度測定を利用した治療

著者: 中原保裕1

所属機関: 1日本医科大学多摩永山病院薬剤科

ページ範囲:P.234 - P.237

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 1回1錠,1日3回服用というような画一的な薬物療法を行って,各々の患者に対して適切な治療を提供していると考えている人は,まず医療専門家の中にはいないでしょう.
 そもそも薬物というものは,ひとつの成分でもいろいろな作用を持っていて,その中から病気を治す方向性と関連した作用だけを利用しようという考えから生まれてきたのです.言い換えれば,我々は,その薬物の持っている有効性を発揮させ,副作用の発現を最小にするような使い方を要求されているのです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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