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事例から見た査定減防止対策
再審査請求のポイント(4)—複数の抗生物質を使用した際は,その切り替えの根拠を明確に
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ページ範囲:P.321 - P.323
文献購入ページに移動 A 本事例は昭和60年6月分の入院事例です.患者さんは50歳の男性で,2月より当院に入院しております.病名は①膀胱腫瘍,②回腸導管設置後,③アレルギー性鼻炎,慢性湿疹,④低アルブミン血症,⑤薬剤性肝障害,慢性胃炎,⑥顆粒球減少症,⑦脱毛症,⑧右腎盂腎炎,敗血症等と多彩です.
特にこの患者さんは膀胱腫瘍のためにカテーテルによる導尿を行っていたのですが,その後顆粒球減少症,腎盂腎炎,敗血症が起きたので,グロブリン,セファメジン,クラフォラン,パンスポリン等を使用したところ,それらがかなり査定減されました.
特にこの患者さんは膀胱腫瘍のためにカテーテルによる導尿を行っていたのですが,その後顆粒球減少症,腎盂腎炎,敗血症が起きたので,グロブリン,セファメジン,クラフォラン,パンスポリン等を使用したところ,それらがかなり査定減されました.
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