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"患者中心の医療"を目指して—病院情報トータルシステムの定着 北里大学東病院
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ページ範囲:P.717 - P.722
文献購入ページに移動 北里大学病院が急性総合病院として設立されたのが16年前.数年を経ずして慢性疾患患者が1/3を占めるようになり,重装備の医療資源が有効利用できない,慢性病のリハ設備は不十分であるという状況が生じ,慢性疾患のための病院づくりが計画された.この計画に当たっては,学外の有識者の研究会を作るなどして意欲的な病院運営の方法が求められ昨年4月北里大学東病院として開院した.同病院は北里大学病院とは至近距離にあり,両者で慢性,急性と機能分担をし医療内容の一層の充実を図ることができるようになった.都心の大学病院とは一味違った地域の医療センターとして周囲の期待が寄せられている.情報のシステム化,センター方式の2点の特色を中心に,開院後1年余の現状を伺う.
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