文献詳細
医療・病院管理用語ミニ辞典
文献概要
多くの結核患者がいた第二次大戦前に,結核患者の回復期に健康管理を行いながら職業補導を行ったり,患者の働ける職場環境をつくったりしたことで,今日で言うところのフォローアップ(follow up)とリハビリテーション(rehabilitation)とを兼ねた内容をもったものがアフターケア(after care)である.今日では結核は激減したが,この精神は包括医療の概念や身体障害者に対する社会施策に受け継がれている.
リハビリテーションとは,純医学的立場から,身体障害者に対して広義の外科的治療および理学療法をはじめ,全科の総力を傾けて受傷以前の状態に戻す過程をいうが,一般には医学的処置を一応終了したものに対して,社会全体の能力をあげて身体的,精神的ならびに職業的指導を行う広範な過程をいう.
リハビリテーションとは,純医学的立場から,身体障害者に対して広義の外科的治療および理学療法をはじめ,全科の総力を傾けて受傷以前の状態に戻す過程をいうが,一般には医学的処置を一応終了したものに対して,社会全体の能力をあげて身体的,精神的ならびに職業的指導を行う広範な過程をいう.
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