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文献詳細

雑誌文献

病院47巻10号

1988年10月発行

文献概要

特集 「老人保健施設」試行実績をこう見る

「老人保健施設」のモデル実施でわかったこと

著者: 小山秀夫1

所属機関: 1厚生省病院管理研究所

ページ範囲:P.853 - P.857

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 昭和63年4月1日より,老人保健施設(以下,老健施設とする)制度が本格実施された.新しい制度を構築し,それを円滑に実施するためには莫大なエネルギーが必要である.老健施設は,多くの人々の理解と温かい支援,そして関係者の多大の努力によって制度化されたもので,その成果は,わが国の老人ケアの質の向上に役立つものと期侍できる.
 老健施設は,昭和60年1月の社会保障制度審議会の建議を端緒とし,61年12月の老人保健法の改正で制度が創設され,その後,全国7か所のモデル施設の指定および実施を経て本格実施された.この間の3年4か月は,長くもあり短くもある年月であったが,62年4月以降開始された7施設のモデル事業は,多くの人々から注目された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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