文献詳細
文献概要
新しい医療情報システムを作ろう!
オーダリングについて
著者: 滋賀医科大学医学情報センター
所属機関:
ページ範囲:P.869 - P.871
文献購入ページに移動医師は患者情報のインタープリター
医療情報はどこから発生するのでしょうか?普通は医師が発生源だといわれています.本当にそうなのでしょうか?
患者さんが病院を訪れるのは,健康に異常があると思ったからです.異常だと思うきっかけは,症状が現れたり,常と違う外観を呈したり,あるいは検診などで異常所見を指摘されたからです.その時点ではすべての情報は患者さんにあります.医師は問診や診察をし,異常がどのあたりにあるのか,おおよその見当をつけたうえで,今後の診断計画・治療計画・教育計画を立案します.コンピュータを用いた医療情報システムでは,こうした計画のオーダーがインプットされ,それに基づいて検査や治療が実施されるのです.
医療情報はどこから発生するのでしょうか?普通は医師が発生源だといわれています.本当にそうなのでしょうか?
患者さんが病院を訪れるのは,健康に異常があると思ったからです.異常だと思うきっかけは,症状が現れたり,常と違う外観を呈したり,あるいは検診などで異常所見を指摘されたからです.その時点ではすべての情報は患者さんにあります.医師は問診や診察をし,異常がどのあたりにあるのか,おおよその見当をつけたうえで,今後の診断計画・治療計画・教育計画を立案します.コンピュータを用いた医療情報システムでは,こうした計画のオーダーがインプットされ,それに基づいて検査や治療が実施されるのです.
掲載誌情報