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文献詳細

雑誌文献

病院47巻10号

1988年10月発行

文献概要

新しい医療情報システムを作ろう!

オーダリングについて

著者: 滋賀医科大学医学情報センター

所属機関:

ページ範囲:P.869 - P.871

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医師は患者情報のインタープリター
医療情報はどこから発生するのでしょうか?普通は医師が発生源だといわれています.本当にそうなのでしょうか?
 患者さんが病院を訪れるのは,健康に異常があると思ったからです.異常だと思うきっかけは,症状が現れたり,常と違う外観を呈したり,あるいは検診などで異常所見を指摘されたからです.その時点ではすべての情報は患者さんにあります.医師は問診や診察をし,異常がどのあたりにあるのか,おおよその見当をつけたうえで,今後の診断計画・治療計画・教育計画を立案します.コンピュータを用いた医療情報システムでは,こうした計画のオーダーがインプットされ,それに基づいて検査や治療が実施されるのです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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