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新しい医療情報システムを作ろう!
データベースの業務への利用
著者: 滋賀医科大学医学情報センター
所属機関:
ページ範囲:P.951 - P.953
文献購入ページに移動デークベースを利用してこそ医療情報システム
医療情報システムというと,現在ではオーダリングに主眼が置かれています.オーダリングは,情報の流れの中でとらえると,情報を最初に伝達可能な形にすることのできる人が,情報をコンピュータに入力するという思想から出発しています.それが発生源入力です.
入力者からオーダリングを見てみると,やたらと入力を強いるやっかいな代物といえます.事実,多くの先発病院では「入力っていうのはやつかいなものですね」という声がよく聞かれます.そういう病院の多くでは,医療情報システムが実現しているのは事務処理のOA化にすぎません.単なるOA化だけでは,表面的に伝票がなくなるだけで,実際に行っている行為は伝票に記入していたときと何ら変化がありません.
医療情報システムというと,現在ではオーダリングに主眼が置かれています.オーダリングは,情報の流れの中でとらえると,情報を最初に伝達可能な形にすることのできる人が,情報をコンピュータに入力するという思想から出発しています.それが発生源入力です.
入力者からオーダリングを見てみると,やたらと入力を強いるやっかいな代物といえます.事実,多くの先発病院では「入力っていうのはやつかいなものですね」という声がよく聞かれます.そういう病院の多くでは,医療情報システムが実現しているのは事務処理のOA化にすぎません.単なるOA化だけでは,表面的に伝票がなくなるだけで,実際に行っている行為は伝票に記入していたときと何ら変化がありません.
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