文献詳細
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建築と設備 第24回
富士宮市立病院
著者: 梶原正樹1 角沢信夫1
所属機関: 1(株)梓設計第2設計室
ページ範囲:P.341 - P.346
文献購入ページに移動■建設の目的と条件
富士宮市立病院は,昭和23年に現在の位置に移転し,地域の医療需要に応じて順次増床を行い,昭和30年代の火災による建て替え後も増改築を重ね172床の規模となった.
しかし,逐次の増床は秩序ある体系的な手法でなかったこともあり,病棟の分散配置は効率の低下を生み,人口の増加は病床数の不足を招いていた.昭和50年代に入り,東海沖地震に備えて,災害時における安全性の確保と機能の充実を目指して,病院整備基本構想を作成し,隣接地の買収を含めた「新病院の建設」が決定された.
富士宮市立病院は,昭和23年に現在の位置に移転し,地域の医療需要に応じて順次増床を行い,昭和30年代の火災による建て替え後も増改築を重ね172床の規模となった.
しかし,逐次の増床は秩序ある体系的な手法でなかったこともあり,病棟の分散配置は効率の低下を生み,人口の増加は病床数の不足を招いていた.昭和50年代に入り,東海沖地震に備えて,災害時における安全性の確保と機能の充実を目指して,病院整備基本構想を作成し,隣接地の買収を含めた「新病院の建設」が決定された.
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