icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院47巻5号

1988年05月発行

文献概要

医療・病院管理用語ミニ辞典

—病院管理—平均在院日数/—治療手技—パピロトミー

著者: 小野丞二1

所属機関: 1東邦大学医学部・病院管理学

ページ範囲:P.432 - P.432

文献購入ページに移動
 平均在院日数は,病院における一定患者集団の入院から退院までの平均日数のことである.わが国では,①年(月)間入院患者延べ数÷1/2〔年(月)間入院患者数+年(月)間退院患者数〕か,②年(月)間退院患者の入院期延べ日数÷年(月)間退院患者総数の式が用いられているが,イギリスでは,③年(月)間入院患者延べ数÷年(月)間退院患者数の式を用いている.
 患者は入院すると,検査→診断→治療方針の確立→治療行為の順で世話を受けるが,この各過程の管理運営方法や技術水準の質によって,平均在院日数は延びたり縮んだりするので,この平均在院日数は病院医療の質をみるのに最も適した項目の一つとなっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら