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新しい医療情報システムを作ろう!
滋賀医科大学医学部附属病院でのコンピュータ利用
著者: 滋賀医科大学医学情報センター
所属機関:
ページ範囲:P.688 - P.689
文献購入ページに移動滋賀医科大学医学部附属病院は昭和53年10月に開院した新設国立医科大学の附属病院です.開院準備にあたった昭和50年頃のコンピュータの利用状況はというと,医事システムがやっと大病院に取り入れられ始めた頃で,それも導入の決定は勇気のいることであったようです.
滋賀医科大学医学部附属病院が最初に導入した医事システムは富士通の『HOPE II』というシステムでした.『HOPE II』は当初,ユーザーの声があまり反映されていなかったので使い勝手に少々難がありました.そこで,医事課電算機室のスタッフが各種の機能を追加・修正して,『HOPE II』をより使いやすいものに改良し,おかげで富士通は他の国立大学を含む多くのユーザーを獲得することができました.
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