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特集 日本型DRGはあり得るか
DRGと世界の医療保険制度の動向
著者: 石本忠義1
所属機関: 1日本大学法学部
ページ範囲:P.783 - P.785
文献購入ページに移動アメリカのDRG方式には,導入当初からヨーロッパ諸国が強い関心を示し,その考え方がその後の入院費抑制策に少なからず影響を与えている.
入院費抑制策は病院建設,増床の規制,高額医療機器の導入規制,病院経営の合理化,療養費の引上げ規制や算定方式の変更など種々の方法によって行われているが,これといって決定的なものはない.しかし,療養費の算定方式の変更はかなり大きい効果をあげているようである.
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