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文献詳細

雑誌文献

病院48巻12号

1989年11月発行

今日の視点

"患者サービス"の視点から見た病院建築(2)

著者: 伊原和人1 河口豊1 岸誠一1 木島暁1 小松正樹1 鈴木隆司1 辻吉隆1 馬場裕輔1 広井良典1

所属機関: 1病院建築検討会

ページ範囲:P.1103 - P.1108

文献概要

患者を中心にした診療空間の在り方
1)外来部門(写真8)
 病院の外来は,開業医が担うプライマリ・ケアを踏まえ,これまでの単なる検査・診断・治療の場としてだけでなく,デイケアや日帰り病棟としての役割をも合わせもつことが重要である.
 診断技術の高度化に伴い,従来,入院扱いされてきた検査や診断は,通院で短期間に処理できるようになってきている.即日診断は患者にとって,時間的負担の軽減の他,不安の早期解消につながり,病院にとっても待機患者の減少,通院日数の適正化につながり,効果的な病院運営が期待できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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