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文献概要
病院管理の現場から 事務長のひとり言
会社人間から社会人間へ
著者: 益田啓作1
所属機関: 1横浜赤十字病院事務部
ページ範囲:P.1149 - P.1149
文献購入ページに移動「また,ボーナス闘争か」というのが,11月の病院管理者の実感ではなかろうか.「また」とは何事かと叱責を蒙るかもしれないが…….ある病院では,夏冬年2回のストによる労働喪失時間が,61年1,074時間,62年1,064時間,63年536時間であり,1時間のストでは1割,4時間ストでは2割の患者数の減少をもたらすという.年2回のボーナス交渉でなく,年間臨給を制度化したらという意見がでてくるのも,もっともなことである.平素,病院の労使関係について抱いている疑問を述べてみたい.
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