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建築と設備・36
社会保険中央総合病院
著者: 石嶋秀雄1
所属機関: 1伊藤喜三郎建築研究所
ページ範囲:P.349 - P.354
文献購入ページに移動社会保険中央総合病院は,全国社会保険病院の中核となるにふさわしい高度な診療機能を有すること,予防医療,健康管理のための活動を行うこと,地域医療への貢献をなすこと,非常災害時の救護活動の拠点となること等を目標として,昭和62年3月,東京都新宿区百人町の元東京教育大学(現筑波大学)光学研究所跡地に建設された.
病床数は398床,他に人間ドック20床を有している.建物の延床面積は約3万9千m2,この面積は地下駐車場等を含んだものであるが,1床当たり100m2に近く,他の病院に較べて一見かなり豊かなものに見える.しかし,内実はそれほど豊かなわけではない.
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