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地域との触れ合いの中で住民のための医療を展開する—社団法人福岡医療団千鳥橋病院
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ページ範囲:P.471 - P.476
文献購入ページに移動 福岡市の人口は約130万,その健康を守る病院は大小合わせて129を数える.その中に極めてユニークな設立主体の病院がある.名称を社団法人福岡医療団千鳥橋病院という.
社団法人福岡医療団は約30年前,筑豊の炭鉱が相次ぎ閉山に見舞われて大量の失業者が出た際,彼らを救済し,その健康を守ることを目的に発足,昭和40年に福岡民主診療所を開設する.そして3年後には病院化し,千鳥橋病院(52床)を開院,以後増床を続け,診療所開設後10年で266床の病院にまで発展する.更に福岡医療団は昭和58年に長期5か年計画を策定し,医療の拠点となるセンター病院構想を実行,昭和60年,現在の病院(549床)が誕生した.
社団法人福岡医療団は約30年前,筑豊の炭鉱が相次ぎ閉山に見舞われて大量の失業者が出た際,彼らを救済し,その健康を守ることを目的に発足,昭和40年に福岡民主診療所を開設する.そして3年後には病院化し,千鳥橋病院(52床)を開院,以後増床を続け,診療所開設後10年で266床の病院にまで発展する.更に福岡医療団は昭和58年に長期5か年計画を策定し,医療の拠点となるセンター病院構想を実行,昭和60年,現在の病院(549床)が誕生した.
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