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文献詳細

雑誌文献

病院48巻6号

1989年06月発行

文献概要

特集 今日的物品管理をめぐって

物品管理の実際—材料部における物品管理の現況と考え方

著者: 山田一男1

所属機関: 1長崎市立市民病院材料部

ページ範囲:P.504 - P.506

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 医療の分野で使用される物品は,多様化し複雑化の傾向にあり,特に使い捨て商品であるディスポーザブル医材(以下ディスポ医材という)の浸透は目覚ましい.ディスポ医材の客観的な評価の面については,多種類で次々に新製品が開発され,それ故,情報の把握が不足し,その価値判断は難しい.しかし臨床現場での評価は高く,医材の安全性,多様性,業務の効率化を考え,広範囲にわたって使用されている.
 このような状況にあって,病院ではディスポ医材をはじめその他の診療材料等,中央材料部(以下中材という)で取り扱う品目も複雑多岐になり,業務量の煩雑化・増大がみられるようになった.そして,中材の整備拡充の必要性がクローズアップされ,効率の高い円滑な運営が求められてきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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