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文献詳細

雑誌文献

病院48巻7号

1989年07月発行

文献概要

特集 病院の福利厚生

定年後の生活保障は万全か

著者: 阿部正俊1 竹内実2

所属機関: 1厚生省年金局企画課 2医療法人即仁会

ページ範囲:P.609 - P.614

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公的年金とその改正
公的年金の役割
 厚生年金,国民年金,共済年金などの公的な仕組みの年金として支給されている,いわゆる公的年金の総額は,現在約20兆円になる.社会保障の2つの柱である医療と年金のうち,ほんの数年前までは医療給付費のほうが年金給付費を超えていたのであるが,今日では年金給付費のほうが上回っている.
 しかも,この公的年金の給付額は年金受給者の増などにより毎年確実に伸びていき,10年後ぐらいには約3倍,20年後ぐらいには約5倍程度になると見込まれる.年金100兆円時代も遠いことではなく,21世紀の初めに到来することは確かである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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