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文献詳細

雑誌文献

病院48巻7号

1989年07月発行

文献概要

検証・日本医療の論点

医師所得は高すぎるか?—1980年代の医師所得変化の実証的研究——②

著者: 二木立1

所属機関: 1日本福祉大学社会福祉学部

ページ範囲:P.624 - P.630

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●開業医所得水準の1980年代の変化
 前回は,病院勤務医の所得水準が1980年代に入って低下し続けていることを見てきた.今回は中医協と日本医師会がそれぞれ実施している「医療経済実態調査」等を用いて,開業医所得水準の1980年代の変化を検討したい.
 結論を先に言えば,開業医の所得は1970年代に比べ1980年代初頭には相当低下したが,勤務医所得水準が1980年代後半も低下し続けているのとは異なり,開業医所得水準の低下はその後一時的にせよ停止している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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