文献詳細
文献概要
建築と設備・45
松下記念病院・松下健康管理センター
著者: 奥長隆敏1
所属機関: 1(株)日建設計大阪第一事務所
ページ範囲:P.67 - P.72
文献購入ページに移動予防と治療の総合医療センター
この建物は,松下記念病院・松下健康管理センター・松下電器健康保険組合本部の3つからなり,松下グループ社員(健保組合の被保険者・家族)の健康管理のための,海外を含む情報・健診・管理・治療のセンターである.また総合健診・事業所健診等の一般的な検査によるスクリーニングにより,必要に応じて精密検診部門で詳細な検査・診断を行い,さらに病院で治療を行うことができる,予防と治療が一貫してなされる総合医療センターでもある.
病院は昭和15年に開院し,その後5期にわたる増築・改築工事を行って,病床数319床・外来患者950人/日で運営されてきたが,施設の老朽・狭隘化は解消できず,全面移転計画となった.高度医療・新しいシステムの展開と,予防・治療の一体的運営,患者サービスの向上ならびに防災面の充実を目指し,昭和59年1月に工事に着手し,昭和61年3月,359床の新病院・新健康管理センターとして生まれ変わった.
この建物は,松下記念病院・松下健康管理センター・松下電器健康保険組合本部の3つからなり,松下グループ社員(健保組合の被保険者・家族)の健康管理のための,海外を含む情報・健診・管理・治療のセンターである.また総合健診・事業所健診等の一般的な検査によるスクリーニングにより,必要に応じて精密検診部門で詳細な検査・診断を行い,さらに病院で治療を行うことができる,予防と治療が一貫してなされる総合医療センターでもある.
病院は昭和15年に開院し,その後5期にわたる増築・改築工事を行って,病床数319床・外来患者950人/日で運営されてきたが,施設の老朽・狭隘化は解消できず,全面移転計画となった.高度医療・新しいシステムの展開と,予防・治療の一体的運営,患者サービスの向上ならびに防災面の充実を目指し,昭和59年1月に工事に着手し,昭和61年3月,359床の新病院・新健康管理センターとして生まれ変わった.
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