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病院管理トピックス
[病院労働]労働条件のこの官民格差をどうするか/[クリニカルエンジニアリング]ME機器安全管理と安全教育の実際
著者: 益田啓作1
所属機関: 1横浜赤十字病院前事務部
ページ範囲:P.883 - P.885
文献購入ページに移動 「赤字をなんとかして黒字にしたいので意見をきかしてほしい」と,地方自治体の病院担当者から依頼されたことが2,3度ある.毎年1病院で数億から10億を超える赤字を出している自治体病院もあるくらいで,この赤字は一般会計から補助される.病院の労使にとっては痛くも痒くもない.羨ましいなと思いながら資料を見てゆくと,人件費率が65%になったりしている.「定数を減らさなければ黒字になりませんよ」というのが結論である.
「定数を減らす」問題は大問題だから,病院担当者だけでは解決できない.各自治体の長,議会が取り上げてくれなけれぼどうにもならない.労働組合あるいは政党の反対を予想すれば,誰も火中の栗を拾いたくはない.結局うやむやになって,また,「公立病院の赤字は何とかならんのか」の声が繰り返される.
「定数を減らす」問題は大問題だから,病院担当者だけでは解決できない.各自治体の長,議会が取り上げてくれなけれぼどうにもならない.労働組合あるいは政党の反対を予想すれば,誰も火中の栗を拾いたくはない.結局うやむやになって,また,「公立病院の赤字は何とかならんのか」の声が繰り返される.
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