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病院運営管理の実態(3)
著者: 米田啓二1
所属機関: 1社団法人全国自治体病院協議会事務局
ページ範囲:P.1294 - P.1296
文献購入ページに移動1)100床当たり職員数
病院の100床当たり職員数は,昭和60年度86.4人,昭和62年度90.6人,平成元年度92,5人と年々増加してきている.病床規模別に一般病院についてみると,20〜99床の小さい規模の病院では81.0人であるが500床以上の大きい規模の病院は104.1人となっており,平均では96.2人となっている.
なお,医師,看護婦についてみても同様な傾向となっている.因みに医師については,20〜99床の病院では7.8人,500床以上の病院では11.2人となっており,看護部門総数については20〜99床の病院で37.1人,500床以上の病院では59.4人となっている.ただ看護部門の職員を看護婦(士),准看護婦,補助者に分けてみると,看護婦(士)は病床規模の大きい病院ほど多いが,逆に准看護婦(士)は病床規模の大きい病院など少なくなっている(表1).
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