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文献詳細

雑誌文献

病院49巻3号

1990年03月発行

文献概要

特集 グルメ時代の病院の食事

在宅給食サービスの可能性を探る

著者: 矢内伸夫1

所属機関: 1南小倉病院

ページ範囲:P.238 - P.241

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はじめに
 昨今,高齢化社会の到来と共に,いわゆるシルバー産業の在宅給食サービス参入が取り沙汰されているが,その多くは一般家庭の生活食を中心とし,傍らに「老人食も,治療食も」とうたっていることに気付かれよう.
 いっぽう,病院もサバイバル作戦の1つとして,個性化を課題とし,給食こそサービスの原点と考える所も増えている.これは喜ぶべきことである.また,その延長線に在宅給食に「治療食を,老人食を」と検討する病院もあるようだ.その理念には共感するが,いざ,実践するとなれば,病院独自の運用には疑問が残る.どうしても,在野資源との連携が条件になろうし,そのほか,いろいろな障害を克服する覚悟も必要となってくるからである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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