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特集 救急医療体制の問題点と将来像
外国人の対応をどうするか
著者: 波多野誠12
所属機関: 1国家公務員等共済組合連合会 2九段坂病院診療部
ページ範囲:P.676 - P.679
文献購入ページに移動はじめに
外国人の診療,特に救急医療にあたり多くの一般医療機関で直面する問題は外国語である.病気についても我々が通常診なれない輸入伝染病もある.文化や生活習慣の違いから,日本の医療に対する過度の期待や不安,医師への信頼度も様々であると思われる.健康保険証を持っていない外国人や東南アジアからの出稼ぎ的労働者の医療費の支払いも問題になっている.
周辺に在外公館,外資系会社,ミッション系や外国人留学生の学校をもつ九段坂病院での経験を中心に問題点を述べてみたい.
外国人の診療,特に救急医療にあたり多くの一般医療機関で直面する問題は外国語である.病気についても我々が通常診なれない輸入伝染病もある.文化や生活習慣の違いから,日本の医療に対する過度の期待や不安,医師への信頼度も様々であると思われる.健康保険証を持っていない外国人や東南アジアからの出稼ぎ的労働者の医療費の支払いも問題になっている.
周辺に在外公館,外資系会社,ミッション系や外国人留学生の学校をもつ九段坂病院での経験を中心に問題点を述べてみたい.
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