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連載 今,なぜ戦後医療技術史か・3
戦後医療技術史の時期区分[1]
著者: 上林茂暢1
所属機関: 1特定医療法人財団健和会みさと健和病院内科
ページ範囲:P.869 - P.873
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高齢化社会をむかえ,もはや感染症時代のパラダイムでは“死”を扱いきれなくなってきた.またテクノストレスのようなハイテク社会の病は,従来の職業病や公害病の理解を越えているのではないだろうか.これらの今日直面している課題やその背景をさぐるには,歴史的な検討を欠くことができない.
このような変貌の重要なきっかけをなす医療技術自体は,いつの時代でも病気・健康に対する患者の願い・要求と,これになんとか応えたいという医療技術者の気持ち,時には欲望も交錯し,発展をとげてきた.また,さまざまの課題も生まれてきた.
高齢化社会をむかえ,もはや感染症時代のパラダイムでは“死”を扱いきれなくなってきた.またテクノストレスのようなハイテク社会の病は,従来の職業病や公害病の理解を越えているのではないだろうか.これらの今日直面している課題やその背景をさぐるには,歴史的な検討を欠くことができない.
このような変貌の重要なきっかけをなす医療技術自体は,いつの時代でも病気・健康に対する患者の願い・要求と,これになんとか応えたいという医療技術者の気持ち,時には欲望も交錯し,発展をとげてきた.また,さまざまの課題も生まれてきた.
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