icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院50巻3号

1991年03月発行

文献概要

医療を囲む声 病院の視力・聴力・感性

在宅ケアを考える

著者: 山本和利1

所属機関: 1自治医科大学附属大宮医療センター

ページ範囲:P.240 - P.240

文献購入ページに移動
 最近,新しい医療の形として「在宅ケア」が注目されている.今までは高度医療を脱却して安定期に入った患者でも点滴が抜けない,尿道カテーテルが抜けないなどの理由で病院医療に頼っていることが多かったのではないか.それほどの病状ではない患者でさえ病院を離れ,家に戻ることには不安を覚え,病院の管理下で治療を進めたいという希望を持つ人は少なくなかったと思う.
 とは言っても,不安が解消されれば,できることなら家に戻り家族の介護のもとで治療をすすめたい,あるいは余生を送りたいと望んでいるのが正直なところではないだろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら