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患者調査からみた疾患別在院日数パターン
著者: 岡本悦司1
所属機関: 1大阪大学医学部公衆衛生学教室
ページ範囲:P.528 - P.529
文献購入ページに移動患者調査は,医療機関からみた国民の受療状況を把握する調査である.調査期間中に,対象医療機関に入院中の患者や外来を受診した患者について,管理者が自ら調査票に記入する.
患者調査は,以前は毎年実施されてきたが,昭和59年より3年おきとなり,同時に都道府県別の推計が可能なように,施設数も拡大された.調査対象となる医療機関は,都道府県別に層化無作為抽出される.病院について,以前は10分の1の抽出率であったのが,昭和62年調査では,対象病院数3,080とほぼ3分の1の抽出率になっている.読者の中には調査票を記入した経験をお持ちの方も少なくないであろう.
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