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文献詳細

雑誌文献

病院50巻6号

1991年06月発行

文献概要

医療・病院管理用語ミニ辞典

[救急医療]ミラー・アボット管(イレウス管)挿入法/[病院管理]公費医療

著者: 中江純夫1

所属機関: 1杏林大学救急医学目白第三病院

ページ範囲:P.534 - P.534

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 イレウスとは,種々の原因で腸管内容の通過障害が生じ,急性で重篤な症状を呈する病態をいう.イレウスは,成因別,病態別に分類されているが,大別すると機械的イレウスと機能的イレウスの2つがある.イレウスの治療方針はそれぞれのイレウスにより異なるが,治療の基本は①輸液を中心とした全身管理と,②腸管の減圧を目的とした吸引療法,すなわち消化管内容物の除去である.
 この吸引療法に使用するチューブには,短いチューブ(胃管)と長いチューブ(イレウス管)があるが,腸管の減圧により効果が高いのは後者である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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