icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院50巻9号

1991年09月発行

文献概要

厚生行政を読む

脳死と臓器移植(中)

著者: 厚生行政研究会

所属機関:

ページ範囲:P.800 - P.801

文献購入ページに移動
 脳死を認めるか認めないか,世論の反応は真っ二つである.脳死臨調でも脳死を認めることは時期尚早であると報告しているが,流れとしては認めるための手続きをしているようにとれる.脳死が認められ病院が脳死判定を行うようになると,個々の病院で対応しなければならない問題が沢山でてくることが予想される.今回は脳死が認められた場合の病院としての対応について検討を行ってみた.
 脳死臨調の議論より想定される家族(脳死判定を受ける患者の家族)からの疑問と,考えられる対策についてここでは検討を行う.臓器提供は患者本人の意志であることが基本なので,脳死判定と臓器提供については,生前に本人の了解がとられているものとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら