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開院以来70年間地域住民の信頼に応える—財団法人倉敷中央病院
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ページ範囲:P.847 - P.852
文献購入ページに移動倉敷中央病院の創設者は大原孫三郎である.倉敷紡績の社長であったが,社会問題や労働問題にも関心があり,キリスト教的人道主義に基づく様々の改革を行った.倉敷中央病院の創設もその中のひとつであるが,一般的には大原美術館の創設者として有名であろう.
「平等,親切,最高の治療,最新の設備」という氏の方針に従って建設され,入院料に等級をつけず,付添人を置かず,寝具その他の備品を備え,見舞品の持ち込み,従業員に対する贈物を厳禁するという病院運営が行われたのが大正12年である.開院時は倉紡中央病院と称した.開院と同時に看護婦養成所も開設したが,以来看護婦養成の活動は現在まで続いている.現在,倉敷中央看護専門学校では150人の学生がいる.
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