文献詳細
老健Now・6
文献概要
病院併設が主流となってきた老健施設に対して,ケアハウスを併設する老健施設が各地に誕生している.このタイプは北欧型のモデルで,西欧やオーストラリアでも数多い.住宅サービスを基本とするケアハウス,ケアを中心とする老健施設に,在宅サービスを加えた3本柱が相互に協力して,地域のサービスセンターとして機能することにより,効率的なサービス提供体制が確立する.将来的には,ケアハウスを併設する老健施設が増加することが予想されている.今回は,ケアハウスとの合築第1号である鳥取県境港市にある社会福祉法人養寿会「幸朋苑」のケースをみることにする.
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