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文献詳細

雑誌文献

病院52巻2号

1993年02月発行

文献概要

特集 週休2日制実行のためのポイント 「週休2日制」看護からの発言

看護部が主体性をもって取り組むために

著者: 門田邦代12

所属機関: 1医療法人社団洛和会京都看護学校 2前洛和会音羽病院

ページ範囲:P.156 - P.158

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はじめに
 社会情勢の変化の波が医療界にも押し寄せてきて週休2日制推進へ向けての発言が盛んです.日本看護協会による1991年10月の調査では,完全週休2日制をとる病院は6%,「何らかの週休2日制」をとる病院は70%であるといっています.
 病院が変革の波にあらわれる時,病院職員の2/3以上を占める看護職員が変革を受け入れるか否かで成否が異なってきます.「4週6休制の成功は看護部がすんなり受け入れてくれたからだ」とある病院の事務長さんが言われているのも大いにうなづけるところです.従って看護部の代表者である看護部長(総婦長)は決断していく時の過程で何を調査し,どのようにもっていけば看護部の利益を損うことなく全体と歩調を合わせて改革していけるか,対応策を常に考えておく必要があります.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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