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主張
病院における長期療養サービスの行方
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ページ範囲:P.203 - P.203
文献購入ページに移動このような病院の状況に明確な問題提起をしたのが,昭和62年の「国民医療総合対策本部中間報告」であった.長期入院の是正を強く謳い,一般病院と慢性病院を区分する方向が示されて,長期療養施設体系の制度面からの検討の起点となったと見ることができよう.この流れを受けて施設類型化論が展開され,その後の医療法改正論議を経て,長い経緯の末に,今回の療養型病床群が制度として導入されることになったわけである.
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