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副院長考・4
日頃思っていること—脳神経外科,単科の病院の立場から
著者: 川口進1
所属機関: 1柏葉脳神経外科病院
ページ範囲:P.552 - P.553
文献購入ページに移動 病院という一隻の大きな船を沈没,座礁させずに目的に向かって予定のコースを進むためには,熟練した舵とり,つまり船長が必要で,その周りに優秀な航海士や機関士そのた多くのスタッフの存在が必要となる.
今日の日本の病院はちょうど荒波にもまれる船のようで,民間病院の65%が赤字を抱えているという調査結果がその一端を物語っている.病院長の姿勢がただちに病院の姿勢に反映する民間病院にあっては病院長の舵とりいかんで病院の沈没,座礁もありうるわけで,その病院長を補佐するのが副院長ということになり,その責任も重大であろう.
今日の日本の病院はちょうど荒波にもまれる船のようで,民間病院の65%が赤字を抱えているという調査結果がその一端を物語っている.病院長の姿勢がただちに病院の姿勢に反映する民間病院にあっては病院長の舵とりいかんで病院の沈没,座礁もありうるわけで,その病院長を補佐するのが副院長ということになり,その責任も重大であろう.
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