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建築と設備・89
中規模地域中核病院—山梨赤十字病院・長野県立木曽病院
著者: 岡野覚2 袖山公靖1
所属機関: 1内藤建築事務所 2横河建築設計事務所
ページ範囲:P.807 - P.815
文献購入ページに移動山梨赤十字病院は昭和12年(1937年)鳴沢村他3カ村(大嵐・勝山・小立村)による組合立診療所として設立され,昭和16年(1941年)日本赤十字本社に移管後,岳麓赤十字病院となり,昭和45年(1966年)山梨赤十字病院に名称変更され現在に至っている.本院は山梨県南部の地域の中核病院として長い歴史を誇ってきたが,近年医療の多様化の中で,施設の狭隘さと老朽化が目立つようになり,これを機会に全面移転が実施されるに至った.
敷地面積48,000m2,病床数222床(一般210床,結核6床,伝染病6床),診療科目17科の基本構想に基づき,1年半の工事期間を経て,平成3年(1991年)7月1日開院を迎えた.
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