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文献詳細

雑誌文献

病院53巻10号

1994年10月発行

文献概要

特集 インフォームド・コンセント—語る時代から行う時代へ

法律家の立場からインフォームド・コンセントを考える

著者: 宮澤潤1

所属機関: 1宮澤潤法律事務所

ページ範囲:P.896 - P.899

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 米国の医療スタッフの間では患者Patientという言葉を使わないでClientという言葉を使う用法が定着してきていると聞いています.
 このような言葉の変遷ひとつを取つてみても患者と医師の関係の変化が読み取れるのではないのでしょうか.即ち,忍耐強く我慢して,言われるがままに治療方針に盲目的に従うという患者像から,自らが理解し,納得した治療行為に協力的に参加してゆくという,言わば,現代型の患者像への変化が見て取れるように思えます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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