文献詳細
特集 インフォームド・コンセント—語る時代から行う時代へ
文献概要
米国の医療スタッフの間では患者Patientという言葉を使わないでClientという言葉を使う用法が定着してきていると聞いています.
このような言葉の変遷ひとつを取つてみても患者と医師の関係の変化が読み取れるのではないのでしょうか.即ち,忍耐強く我慢して,言われるがままに治療方針に盲目的に従うという患者像から,自らが理解し,納得した治療行為に協力的に参加してゆくという,言わば,現代型の患者像への変化が見て取れるように思えます.
このような言葉の変遷ひとつを取つてみても患者と医師の関係の変化が読み取れるのではないのでしょうか.即ち,忍耐強く我慢して,言われるがままに治療方針に盲目的に従うという患者像から,自らが理解し,納得した治療行為に協力的に参加してゆくという,言わば,現代型の患者像への変化が見て取れるように思えます.
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